アメリカの審査基準って甘かったんですか?


http://chizai.nikkeibp.co.jp/chizai/gov/nara_yoshida20061027.html
私は、この世界に入って間もないので色んな国に特許を出したことが無いです。


各国から拒絶理由通知は受け取ってますが(先輩の出願の)。

ですので、人が言うほどアメリカの審査が甘いとか思ったこと無いです。
ちょっと前に、優先権は同じものでイギリスからはすぐに査定が出たのに
アメリカはぐずってることがあったくらいなので。

アメリカで侵害警告食らうのとそのほかの国で食らうのでは
多分、訴訟があるために後者が楽なので審査が厳しくなってもらうほうが
嬉しいのかなぁとか素人考えしてます。


しかし、最近思い始めてきたんですよ。
知財の人は多少思ったことがあるかもしれないでけど。
今の特許出願って、本当に発明であると思って出願しているのでしょうか?

皆が皆。

いや、特許明細書を設計開発部門からもらうとそう思うんですよ。
当然新規性があるのは分かります。
しかし、進歩はしているものの、と言うのが非常に多い気がするんですよ。
企業で長年やってる人はそう思ってるのかも?

審査官とかそう思う人も多いのではとか思います。

とは言え、進歩してないようなものが意外と避けようが無かったり
するのかも知れないかとかどっちを言いたいのか良く分からなかったり。


しかし一般常識からいうと「組み合わせても顕著な効果あります」
これ発明ですとは当然思わないですよね。

何か、電球か蒸気機関か真珠か織機かって思いますよ。
昔はそんなのが多かったんだろうけど最近はちょっとした
工夫なんかが発明になるしかないのかなとか思ってみたり。

さて、知財判例ガイドでも読むべかな。